2007年5月3日木曜日

1990年代~ナリのコト~(40)

「いただきま~す!」

ビールで乾杯し、ゴクリと一口飲み干したオレたちは、カレーを前にして同時に叫んだ。顔を見合わせて笑いながら、スプーンを進めた。熱々&やや辛めのカレーをハフハフ言いながら口に運ぶ。

「おぉいし~♪」

「ホンマ? よかった~!」

「うん! 本当においしい! 作り方教えて~」

と、うれしい注文に作り方を説明するオレ。

「学生時代からの試行錯誤ですわ」

「へぇ~! これなら食べすぎちゃいそう」

笑いながらそう言う彼女に、オレも思わず笑顔になる。ジャガイモを食べながらオレは言った。

「カレーのジャガイモだめって言う人、たまにいてんねんケド、オレはジャガイモのないカレーはアカンねん。ナリさんは?」

「あ、あたしもジャガイモ好きよ。あとどっちかって言ったら、こんなふうにややスープっぽい方が好き」

「同感! あんまりドロっとしてんのはちょっと苦手やね。あ、辛さ大丈夫?」

「うん。これくらいなら平気よ。でもビールが進むとあとが怖いよぉ」

「あはは! オッケーごゆっくりどうぞ~」

カレーを食べながら、合間にサラダをに箸をつける。思ったとおり、ガーリックのきいたドレッシングだった。

「うん! うまい! このドレッシングてナリさん作ったん?」

「うん! 明日のこと考えたらちょっと~なんだけど、ガーリック入れるとおいしいのよ」

「なるほど、でも明日のことは置いといてもええ味やね。ホンマにうまいもん」

「ありがとう♪ 気に入ってもらえてうれしいな」

カレーで、ある程度お腹がみたされ、サラダをアテにワインを飲んだ。学生時代の話、今の仕事の話、いろいろな話が弾んだ。

にほんブログ村 小説ブログへにほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説へブログランキング・にほんブログ村へ

0 件のコメント: