2007年4月3日火曜日

1990年代~ナリのコト~(20)

三日連続の寝不足で出勤した。考えることはあったのかもしれない。でも、あえてオレは寝た。前二日の寝不足がなければ眠れなかったかもしないが、倒れこむように寝た。

昼前、受付付近でナリさんとばったり遭遇し、ややたじろいだが、彼女は満面の笑みと小声で言った。

「おはよ♪ 元気?」

「おはよーございますぅ。なんとか生きてますわ・・・って、外川さん元気っすね~?」

「あはは! 元気よぉ!」

そう言うと、オレの肩をパンと叩いて受付へと去っていった。その後姿を見送りながら、「強いな」と声に出さずにつぶやいた。

この日は、幸い残業もなく終業と同時に社を後にし家路についた。日中はだいぶ汗ばむようになってきていた。ゆっくり半身浴をし、ビールを飲みながら適当につくった炒め物をつつくとアクビが止まらなくなり、早めに就寝した。

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